倍音のおはなしの続き
- ayuyokomachi
- 2017年11月26日
- 読了時間: 1分
今日は読響55周年を飾る、そしてオリビエ・メシアンの没後25年にして、オペラ「アッシジの聖フランチェスコ」の日本初演という歴史に残る演奏会に出演してきました。
現代作曲家だけあって、音は非常に難しく練習に3ヶ月を費やして準備してきたので、千秋楽は感動ひとしおでした!そして寂しさも、、、(涙)
楽譜はこんな感じでクラスター状態。

120名編成の合唱団でしたが、この部分は1パートたった3名(^^;;
しかも隣からも後ろからも、半音違う音が聞こえてきます!
クラスター音を美しく響かせるには発声が揃っていることはもちろんですが、正しい音程を狙うあまり声帯を緊張させすぎると、かえって声帯の振動が不規則になり音程が定まらない、という現象が起きてしまいます。
そういう意味でも、前の記事に書いた周辺の音も出ていいや!くらいのスタンスで出した方がうまくいく可能性が高くなるかもしれません。
声が硬くなりがちの人は、ぜひ試してみてくださいね(^。^)
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