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大地にガッチリと立つのをやめて声の柔軟性をアップ!WSレポ②

  • よこまちあゆみ
  • 2019年7月21日
  • 読了時間: 3分

ワークショップレポート後半です!

前半では心とカラダは声に密接に関わっていることをお話しました。

後半はいよいよ実践編です。

受講生お一人ずつお悩みを聞きながら、改善へのお手伝いをさせていただきました。

8名の方みなさんの悩みはさまざま。

今回、私がとても気になったのは、「重心を下に落としてしっかり立とう!」という意識が強すぎることでした。

大地にしっかり足を付けることは、何らかの動きをするときに安定やエネルギーをもたらしてくれます。

ですが、しっかり立とうと意識し過ぎるあまり、体や声の柔軟性、表現の可能性を失っていませんか?

カラダが立った状態でバランスするとき、どうしても下半身に注意が向きがちです。

それは脚が地面に近い場所にあるから。

では歩くときはどんな動きでしょうか?

歩くときも脚は地面と接しますよね。そして左右にバランスを取ったり崩したりしながら移動してゆく。

これが私たちが二本足で歩く仕組みです。

そのとき、全身のいろんな部分が役割分担をしているのですが、特に大きな役割を果たす筋肉の一つが大腰筋です。

大腰筋ってこんな風についています。(図を参照してくださいね)

大腰筋は画像が切れちゃってますが、腰椎上部から大腿骨までつながっている歩くとに重要な働きをする筋肉。

しっかり立とうとすると、主にこの大腰筋が収縮しているか、または固定しようという意識が働きがちです。

しかし、大腰筋のすぐそばには横隔膜という呼吸に関わる大切な筋肉(膜ではありませんよ!)が

存在しているのです。それぞれの筋肉がどこに接しているかを下記に引用してみました。

大腰筋 起始 第12胸椎、第1~第4腰椎の椎体側面および椎間円板側面

横隔膜 起始 外側脚と第1~第4腰椎にかけての内側脚

            (「筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」より引用)

難しい用語が並んでいて???と思われるかもしれませんが、注目してほしいのは下線を引いた部分です! 

どちらの筋肉にも第1~第4腰椎と書かれていますよね。

つまり、同じ骨にくっついている! 

ということなのですよ!(^^)!

ここまで読んでカラダや呼吸に変化が起こってきそうな予感がしたら、ぜひ声を出して試してみてください。

おススメなのは、「歩きながら歌う」または、「足踏みをしながら歌う」です!

ご自分でやってみても良くわからない方は、サポートしますのでぜひレッスンにいらしてください!

と宣伝も忘れずに(笑)

ワークショップは受講生のいろんなカラダの使い方の習慣や傾向に対していろんなアプローチを実践する、見られる良い場になりますね。私もとっても勉強になりました!

あらためて参加してくださった受講生のみなさんに感謝申し上げます。

またワークショップやってほしい! 個人レッスンに行きたい! というリクエストお待ちしております。声が出しやすくなって喜ぶ受講生のみなさんの笑顔が見たいです♪

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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AYUMI Yokomachi

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