無理に一息で歌おうとすると、、、
- ayuyokomachi
- 2018年11月10日
- 読了時間: 1分
息は肺から全部吐ききることはできません。もし肺からすべて空気がなくなってしまったら一体どうなると思いますか? 肺から空気が抜けてしまう事は人間の体にとっては生命の危機ですよね。 そして生命の危機に対して、体は反射的に抵抗しようとします。
それは人間に備わっている自然な機能で、肺はある一定の量を下回る空気の量(残気量)になると体はそれを防ごうとして、空気が肺から出て行かないように体を硬直させてしまいます。 そして、肺を覆っている肋骨は拡張させることはできますが、肋骨自体の大きさより小さく縮めることはできないのです。 歌っていて息が足りなくなりそうになり、それがフレーズの途中だったとき、そこで潔く息を吸うことをしないで、フレーズの終わりまで息を無理やり続かせようとすることはありませんか? そのとき、体はどんな状態ですか? 硬くなっていませんか? 次に息を吸う時に、吸いづらくなっていませんか? 合唱団などで、無理に息を続かせようとして体を硬直させるケースをよく見かけます。 まずは、「息が足りなくなったら息を吸っても良い」と言い聞かせてみましょう。声に出して言ってみるのがオススメです!
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